キャラクターストーリー 『仮装あれこれ』

君恋ハロウィン2012

― Trick or Treat♪ ―

【慎弥】 「って、なんで俺が狼男なんすか?」
【菊千代】 「そんなの慎ちゃんが犬だからじゃない」
【慎弥】 「断定ですか!?」
【重寿】 「えぇー、狼と言ったらやっぱ俺でしょ!」
【菊千代】 「いいのよ、重ちゃんは黒猫で。気まぐれだし」
【重寿】 「ま、確かに…」
【菊千代】 「それに黒猫は魔女の使い魔よ? 一生、あたしに仕える事ね」
【重寿】 「えっ…。だったら、俺、可愛い魔女っ子のが――」
【菊千代】 「あら、あたしが可愛くないとでも?」
【重寿】 「うっ…」
【慎弥】 「菊千代さんは…魔女、ですか?」
【菊千代】 「そうよ。うふふ…この服、素敵でしょ!」
【重寿】 「魔女っ子って言わないところがよく分かってるというか…」
【菊千代】 「重ちゃん。何か?」
【重寿】 「いえ…」

【将景】 「宗泰様…その格好は?」
【宗泰】 「悪魔、と言っていたな。菊千代曰く、私が悪魔に見えるからだそうだ」
【桂華・将景】 「…!」
【宗泰】 「ふふっ、実に面白い事を言う。これは――後で詳しく聞かねばならないな…」
【桂華・将景】 「!!」
【宗泰】 「ま、将景様は吸血鬼ですよね? 何故それを?」
【将景】 「私の風貌に合っているらしい」
【桂華】 「あぁ…」
【将景】 「お前も、なかなか愛らしい格好だな」
【桂華】 「へっ!? あ…ありがとう、ございます…」
【重寿】 「ちょっと葛城様!」
【宗泰】 「抜け駆けとは…そうはいかないぞ?」
【将景】 「いえ、そのようなつもりでは――」
【菊千代】 「全くだわ! 吸血鬼は棺桶の中で寝てればいいのよ!」
【慎弥】 「菊千代さん、それ言い過ぎっす…」
【将景】 「いや他意はなく――」

【桂華】 「はぁ~…結局、収集がつかなくなるのね…」

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